生まれてから死に至るまでの心身の発達を研究する心理学の一分野、発達心理学。本書では、乳児期、幼児期、児童期、青年期とそれ以降で章を分け、発達心理学のトピックを見開きで解説します。口絵に、導入マンガと発達心理学を見通せる図解を掲載。本文では、パブロフやスキナーなどによる有名な心理実験から、近年における調査・研究まで、わかりやすい図解で豊富に掲載しています。心理学を学ぶ学生から、教育関係者、子育て中の保護者まで、幅広く読める内容です。近年関心の高い発達障害や、虐待、依存といった発達にまつわる困りごとについては「発達ルポ」の形で紹介。人々の認識が改まりつつある性の多様性や、老年期の発達、死の受容についても紹介しています。