第28回 「高齢者は、成熟した人たち?」 (2017年05月24日)

第28回 「高齢者は、成熟した人たち?」 (2017年05月24日)



『宝くじで1億円当たった人の末路』(鈴木信行 日経BP社)を読む。
タイトルの末路のほか
「キラキラネームの人の末路」
「友達ゼロの人の末路」
「自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路」
「留学に逃げた人(学歴ロンダリング)の末路」
「ワイシャツの下に何を着るか悩む人の末路」
など、人生で23の選択をした人の末路についてのインタビュー。
他人のことなど気にせず、好きに生きていいんじゃないの、ということ。
心が軽くなります。

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「つねに多くのことを学びつつ、私は年をとる」(ソロン)と、若いころ私は思った。
世の中の高齢者は、成熟した人たちなのだろうと。
だが、自分が年をとってみると、ギリシャのことわざ「老人は子供にかえる」に共感をおぼえることが多くなった。
「七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を踰(こ)えず」(論語)というが、私には、無理だ。
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