休みの日は「館」に(2023年12月18日)

休みの日は「館」に(2023年12月18日)

休みの日は、たまった家事を片づけるのに大忙し。ですが、
少し時間の余裕がとれると、「館」によく行きます。
直近で行ったのは、東京国立博物館。「やまと絵展」をみてきました。

国宝、重文クラスの絵巻物や屏風などが、惜しげもなく公開されていて、
信貴山縁起絵巻は10m以上も展示されていました。
どれも緻密で、日本人ってすごいな、と感心してしまいました。
年配の人が多いだろうと思いきや、若い人もたくさん。
予約して行ったのに、最前列でみることがなかなかできませんでした。
特に人が集まっていたのが、「地獄草紙」。やっぱり誰でも、怖いもの、みたいんだよね。

先月は、映画館へ行き、さらにその前の月は美術館。
東京都美術館で開催されていた荒木珠奈展で、これは現代アートです。

現代アートのなかでも、私はとくにインスタレーションが好きで、
ときには遠方まで足を運びますが、作品の解釈や作家についてはくわしくありません。
なんか、いいなー。という感じ。
荒木珠奈展で撮影OKの作品から。

これは、「詩的な混沌」という作品。
メキシコの人たちが、電柱から無断で電気をひいて生活していることから
着想を得たそうです。暗い室内にカラフルな照明が点々と広がっていました。

これは、「うち」という作品で、箱の1つ1つが家を表しています。
鑑賞者は、学芸員さんからカギを受け取って、その番号の箱をあけることができます。
私があけたのはこれ。

照明に浮かび上がった情景に、いろいろなストーリーが連想されます。
学芸員がそっと横に来て、「どんな物語を連想されましたか?」と聞いてくれました。
私は……、ところで、あなたなら、どんな連想をしますか?
なお、仕事がら、休日も平日も、図書館にはよく行きます。

HS